2000年2月4日


数々の安曇野の写真を撮りつづけるさん。 いったいどんな人?


Q 今おいくつですか?
A  ロマンスグレーの似合う世代とだけ言っておきましょう。 でも気持ちは20代です。 



Q 写真を撮り始めたきっかけは?
A  もうだいぶ昔のことですが、お泊りのお客様がよく「山がきれいですね。」と言っていました。
生まれ育った当地で当たり前のように目にしている山でしたが、そのお客様のひとことで あ、
本当だ、と、あらためてその美しさに気づいて、以来、目におさめるだけではなくフィルムに残そ
うと思ったのがきっかけです。写真は露出によって自分なりの演出できるのが楽しみです。



Q 本格的に大型カメラの世界に入ったのはいつ頃ですか。
A  20年ほど前、東京の友人が大型カメラを持って写真撮影に来ました。その時自分にも使えるか
な、と。



Q フィールドが安曇野に限られているようですが。
A  安曇野といっても、南は木曽の阿寺渓谷、北は小谷村鎌池くらいまでをフィールドにしています。
美ヶ原、乗鞍、安曇野・・・自然はいつもその表情を変えるので、安曇野周辺だけでも撮りきれないほ
どです。 また、写真を始めたきっかけでもある生まれ育った地元を撮る、という愛着もあります。



Q 写真をとるのに一番好きな季節、場所はどこですか。
A  季節というのは四季がはっきりしているからこそ、それぞれが美しいですね。人は冬の寒さを
耐えしのぐと、春に芽吹き、花が恋しくなり、夏の暑さを感じるとやがて涼しさが恋しくなる。秋の紅葉、特にナナカマドの紅は素晴らしい。山々はやがて落葉となり、初冬、霜、雪の景色がこれまた魅力
的です。写真を撮るのに一番好きな、という点では陽の光によって刻々と変化する冬でしょうか。まさ
に宝石箱の世界です。



Q コンテストによく入賞されているそうですね。
A 「隔刊風景写真」に数回入選しました。数年前には冬をテーマにした写真が紙面7ページにわたっ
て掲載されたこともあります。やはり入選は嬉しいこと。良い刺激になります。 



Q では写真を本業にできるのではないですか。
A  あくまで本業はホテル。 写真を始めたきっかけもこの商売のお陰ですし、そういう、お客様とのコ
ミュニケーションが楽しみでもあります。また、写真は趣味だからこそ純粋に楽しめるのだと思います。



Q ホテルのお仕事のかたわら なかなか写真を撮りに行く時間がないそうですね。
A  はい。残念です。十数年来の撮影地を思い浮かべてガマン、ガマンの毎日です。



Q ホテル内の写真で特に気に入っているのはどれですか。
A  全紙、全倍と約40点の展示をしていますが、どれも思い出深い作品です。




ロマンチストな氏の素顔を少しだけ覗けたような気がします。
本業が忙しいとのことですが、今後もすてきな風景写真を撮影してください!


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